英語 リスニング達人への道

目次を

英語リスニングについて

 

英語のリスニング能力は、訓練で上達します。

リスニングの能力を高める際には、ただ英語を何と無く聞いているだけではあまりうまいやり方とは言えません。

何と言っているのか英語とその日本語訳を目で確認しながら、意識を高めて聞いていくとかなり効率的に上達します。

その上で、リスニング名人を目指すためのテーマをご覧ください。

 

テーマ1 「こんな英語の悩みありませんか?」

リスニングで聴いた内容をすぐ忘れてしまう・・・

読解問題で読んだ内容をすぐ忘れてしまう・・・

 

テーマ2 「解決法<リテンション>と<リプロダクション>」

<リテンション>とは・・・

自分が聴いた、あるいは読み取ったメッセージの内容を把握し、それを頭の中で保持する能力のことです。リスニングの際、聞きとる英文が長くなると、正確に覚え続けるのが難しくなってきます。しかし、聞いた内容を保持する(retain)リテンション力を鍛えることができれば、記憶できる量は確実に増えていきます。

<リプロダクション>とは・・・

聞きとった英語をできるだけ正確に口頭で再現していくことです。メモは取らずに、記憶だけを頼りに行います。これまで行ったシャドーイングとは異なり、英語を口にするまでの時間が「瞬時」ではなく、まとまった量の英語を聴いた後になります。

 

テーマ3 「練習の仕方」

① 自分がおおむね聞き取れる速さのリスニング教材(中学生なら自分の一つ下の学年、高校生なら高校入試対策で使ったリスニングCDや高校初級用教材など)を用います。

② 最初は1文から2文程度の長さの音声を聴き、すぐに音声を止めて、聞きとった英文をそのまま声に出して繰り返します。

③ その際、メモは取らずに記憶だけを頼りに、出来るだけ忠実に再現するようにしましょう。それができるようになったら、徐々に聴き取る分量を増やしていきましょう。

 

テーマ4 「リプロダクションのメリット」

◎ 記憶力を強化できる

◎ リスニングの際の集中力が高まる

◎ 英文の論旨を把握する力が身につく

◎ 英語の表現力の幅が広がる

 

テーマ5 「おまけ」

今後、みんなが受験するかもしれないTOEICのリスニングセクションは、メモが禁止されているため、高得点を取るには記憶力が欠かせません。リプロダクションは通訳養成講座にも使われている有意義な勉強方法です。ウインドで練習の際は頑張って取り組みましょう。